G A F Aが大嫌い!

はてなブログ今週のお題「あなたにとってのインターネットとは?」より

私にとってインターネットと言えば「GAFA」ですね。皆さんご存知だと思いますが、改めて表記させて頂きます。

 

G=Google

A=Amazon

F=Facebook

A=Apple

 

今やこれがないと仕事、情報収集、コミュニケーションや買物などができないと思います。でも、私は「G A F A」が大嫌いです!

 

なぜならば、現状世の中が全て「G A F A」中心で動いていて、世の中がこのインターネットの世界に振り回され一喜一憂しているのがとても怖い。しかし、これがなければ生きて行けないのが現状だからです。

 

思い起こせば「G A F A」に始めて出会ったのは“Apple”でした。

1995年長野に引越し、これからの時代はパソコンが必須だと思い、転職と引越しを機に個人用のパソコンを購入。

 

そのパソコンは、アップルコンピューターのMacintosh Performa 630。スペックは、CPUクロック33Mhz、メモリー8MB、HDD 250MBと今では信じられないチープなスペック。

インターネットは、電話回線を使ったアナログモデムで通信料が確か1分10円と、今考えると非常に高価なものでした。

近くの書店で「初めてのインターネット」的な書籍を購入し、ニフティサーブでプロバイダー契約しインターネットデビュー。

 

日本のインターネット黎明期で、普及率も一桁程度、今のような豊富なコンテンツもなく、簡単な調べ物、ワープロとメールぐらいの利用だったと思います。

 

その後、インターネットはISDNADSLと技術革新が進み通信速度が速くなり、通信料も安くなり、それに伴いパソコンも進化。

2000年頃にパソコンはPower Mac G3、2003年頃にPower Mac G4と買換え。Mac OSも進化し標準ブラウザのサファリの検索エンジンに“Google”が採用され、それまで活用していたYahooからシフト。この頃から、インターネット情報が多くなり、分からないことは「ググって」情報収集するようになりました。

 

当時のインターネット界ではWeb2.0と言われ始め、情報収集だけであったユーザーが、情報発信側にシフトして行くと言われていました。確かに現在は、個人によるSNSYouTubeなどの動画配信が当たり前の時代になっています。

 

2007年、娘が大学進学時に欲しい参考書が地元の書店にないので“Amazon”で買って欲しいと言われ、始めてAmazonを利用。今では当たり前ですが、当時の私にとってはインターネットで買物をすることに抵抗感があり、不安と緊張を抱きながら個人情報の入力をしたことを覚えています。

 

2008年ソフトバンクが日本初AppleiPhoneを発売。私も欲しかったのですが、キャリアがauであった為、乗り換えをしてまで手に入れようとしませんでした。

 

2010年auからAndroidスマホが発売。ついにガラケイを卒業してスマホデビュー!

期待して買ったもの3G回線では動作速度は遅く、スマホはすぐにフリースし非常に使い勝手の悪いものでした。しかし携帯でインターネットの世界に入れることが大変魅力的なディバイスでした。スマホデビューとともにGoogleアカウントを取得してそれまで使っていたniftyメールからGmailにシフトしたのもこの頃だと思います。

 

2011年、ついにauでもiPhone4S発売の発表。すぐさま予約し機種変更、念願のiPhoneを入手!これによりMaciPhoneiCloudで同期できる利便性に感激。インターネット回線も光となりWi-Fi環境でもサクサク動くiPhoneに感動したことを覚えています。この年「G A F A」最後の“Facebook”デビューも果たし、まんまとアメリカI T企業の奴隷と化したわけです。

 

現状、インターネットの利用はパソコンからスマホでの利用率が上昇。ますます「G A F A」がなければ情報収集・買物・仕事やコミュニケーション等ができなくなり、ひと時も離せないモノとなっています。私自身iCloudに40GB、Googleには3GB程度と各SNSに個人データーを保持していますが、セキュリティやプライバシーに関しては常に不安を抱いています。なければ困るのですが、世の中がこのインターネットの世界に振り回され一喜一憂しているのが、とても怖いと思います。

 

インターネットが普及していなかった25年以上前は、クチコミ、雑誌、新聞やT V等の媒体からの自分の行動範囲内で必要な情報だけを収集して暮らしていた時代。今やボーダレスで、地球上どこに居ても良い情報や、間違った情報が瞬時に獲られる情報過多の時代。

 

誰でもが、スマホ片手にインターネットの世界で簡単にメディア発信者として稼ぐこともできる。一人の呟きが国を動かし、企業の栄枯盛衰を左右してしまう恐ろしいモノ。このインターネットを制す者が世界を制す。確かに便利だが客観的に見ると恐ろしい世界。私には必要不可欠なモノですが、得体の知れない不気味なインターネット世界はますます進化するのでしょう。

そんな世界にいつまで対応し続けることが出来るかがとても心配な私です。

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コロナが終息したら南の島へ。