金は天下の回り物!?
今週のお題「回ったり」から一言。
私にとって回るものと言えばお金ですね。「金は天下の回りもの」と言うことわざがありますが、私は嘘だと思っています。
なぜならば、自分自身の所に回ってこないからです。
辞書によれば、「金銭は一つ所にとどまっているものではなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。」と書いてあります。
また「お金は寂しがりやで、金持ちのところに集まる」とも言われます。持っている人は、必死に貯めたから持っている。持っていない人は、貯まる前に使ってしまう。だから貯まらない。
お金は確かに回っている。「回りもの」と聞いて、お金が自然と自分の元へ回ってくるもの、と勘違いしている人がほとんどではないでしょうか。
お金を回す=浪費する事ではない。自分のために有効な投資をする事が、本来のお金の回し方なのでしょうね。
「回ってくるのを待つのではなく、回すんだ!」
お金は、もともと回すもの、循環させるもの。その証拠に、お金のことを通貨(流通貨幣)とも呼びます。通貨(お金)は流通(回し)してこそ価値を発揮する。
じゃあ、自分のところに戻ってくるようにするには?どうやって回すの?
それは、お金を使う目的が、自己中心的な使い方ではダメ。
お金を回すには、見返りのない愛情に基づくものであることが前提だと言われています。
見返りなしに、人や世の中の「役に立ちたい」、お世話になった方に「感謝を示したい」と、自分以外の誰かに、「純粋な想い=愛情」に基づいて使ったお金の回し方は、必ず戻って来るのではないかと思います。
私自身、これを実践できていないのでお金が回って来ないのでしょうね・・・(汗)